『耳をすませば』~電車の車内で出会った猫に導かれ、地球屋という不思議な店に迷い込む~

ジブリ映画「耳をすませば」は柊あおいの漫画を原作として近藤喜文監督、スタジオジブリ制作の劇場アニメ作品です。主人公の月島雫は中学三年生、14歳。高校受験を控えた受験生で、本を読むのが大好きな女の子。性格は明るく友達も多いが、家では大人しく静かです。借りた本の図書カードに何度も「天沢聖司」という名前を見つけ、どんな人なのかという思いを募らせていきます。

ひょんなことから出会った二人ですが、雫は聖司に惹かれていきます。天沢聖司は雫と同じ中学校の同級生で、バイオリン職人になるのが夢。雫にその夢を語り、イタリアに修行に行って頑張りたいという決意を伝えます。聖司と同じ高校に行きたいと思っていた雫は、夢に向かって前向きに進む聖司とやりたい事の見えない自分の境遇を比較し、心から聖司を応援できない複雑な気持ちを抱きます。

しかし、親友の夕子のおかげで私も何かやれば良いのだということに気づき「自分を試す」事を決意します。ただ雫は中三で受験生。今は必死で受験勉強を頑張らなければならない時期です。にもかかわらず雫は自分を試す事として、物語を書き始めます。

物語の題材として、聖司の祖父である司郎が営む店「地球屋」に置いてある猫の置物を主人公にさせて欲しいと頼み、司郎を雫の物語の最初の読者にすることと引き換えに了承を得ます。睡眠時間もろくに取らず、授業中にまで物語の執筆に没頭する雫。当然の事ながら学校の成績は下がっていきます。それを家族から咎められた雫ですが、「どうしてもやらなきゃならない事がある」と言う雫にただならぬ決意の固さを感じ、家族は雫を応援することにします。

聖司がイタリアから帰ってくるまでにと、必死で物語を書き進める雫。ようやく完成し、聖司の祖父である司郎に見せに行きます。雫の物語の未完成な部分も全て受け止め、雫の頑張りを認める司郎に雫は泣きながら自分のしたい事をするには勉強が大事だと分かったと伝えます。

雫は「自分を試す」と決めた事を拙いながらもやりきった事で得た事も多く、高校にも行こうと決心します。お互いに未来が見え始めた二人はイタリアから帰った聖司と朝日の中、結婚の約束をします。

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