こんな青春を送りたかった!

「耳をすませば」はジブリ映画の中でも屈指の青春モノ作品です。キラキラしていてそれでいて胸が苦しくなるような痛みを感じる、本当に青春のカタマリのようなお話でした。この映画の見どころは、やはりラストの早朝プロポーズのシーンです。バイオリン職人を夢見る少年、聖司くんがイタリアへ旅立つ日の朝、主人公の雫を呼び出して「結婚してほしい」とプロポーズをします。朝焼けが美しい丘で、たった二人だけしかいない早朝…そんな抜群のロケーションの中、好きな人からのプロポーズは何てロマンチックなのでしょうか。少女の夢や憧れがふんだんにこのシーンに詰め込まれており、当時雫と同じような年頃だった私は、雫が羨ましい!聖司くんかっこいい!という感想しか思いつきませんでした。そしてもう一つ、これは大人になってからこの作品を見たときにこれは見どころだと思ったシーンがあります。自分の目標をしっかり持つ聖司くんに触発された雫は、自分で考えた物語を書こうと奮闘します。しかし、思ったように上手く書けず、作品を仕上げるのに没頭するあまり、受験生の身なのにもかかわらず、学校の成績を落としてしまいます。何とか出来上がった作品は、雫にとって完全に納得のいく作品ではありませんでしたが、それを読んでくれた聖司くんのおじいさんは、労いの言葉をかけてくれ、雫は泣き出すのです。自分が表現したいものをうまく表現できない雫のもどかしさや焦り、自分は一体何になりたいのか、どうしたいのかという不安と精神がギリギリの所に立たされる閉塞感は、身に覚えがあり、懐かしさを覚えました。

主人公のその後がとても気になる映画

ジブリ映画の1つの耳をすませばは、1995年に公開された映画です。中学三年生の女の子が主人公で、進路に悩んだり恋に悩んだりし...  気になる詳細はここから ⇒

Copyright(c) 2016   『耳をすませば』~電車の車内で出会った猫に導かれ、地球屋という不思議な店に迷い込む~   All Rights Reserved.