映画における原作との相違点

宮崎駿監督によるジブリ映画にもなった耳をすませばの原作は少女漫画であり、作者は柊あおいです。この作品は主人公の少女である雫と夢を追いかける少年の聖司の恋愛ストーリーとなっていますが、基本的なキャラクターやストーリーのテーマなどは同じですが、いくつか原作と映画の相違点というものも存在しています。おもな相違点としては、まず主人公の学年が原作では中学1年生で、映画では3年生に変更されており、雫の姉に関しても原作では高校生ですが、映画版では大学生となっています。ちなみに姉の性格に関しても、原作と映画では大きく変化しています。また聖司の追いかける夢に関しても、原作では画家であるのに対し、映画ではバイオリン製作者となっています。他にも聖司の兄に関しては、原作ではしっかり登場しているものの映画では完全にカットされていますし、登場する猫の匹数や風貌なども原作と映画では変化しています。さらには主人公たちの出会いのシーンについても、原作では雫が読んでいた本について聖司が軽くからかうというのに対し、映画では雫が考えた替え歌の歌詞をからかうといった風になっています。あとは雫の暮らしている家が原作では一戸建て住宅ですが映画では集合住宅になっていますし、原作では主人公たちが住んでいる場所は正確にされておらずに学校も町立なのに対し、映画では東京都に住んでいて学校も市立となっています。このように細かい部分なども含めると、原作と映画ではいろいろな違いがありますが、そのどちらにも魅力があり、素晴らしい作品となっています。

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