映画「耳をすませば」の舞台となった場所

ジブリ映画の一つ「耳をすませば」は1995年に公開され、20年経った今でも多くの人から愛される不朽の名作です。中学校3年生の読書が好きな女の子・月島雫と、バイオリン職人を目指す天沢聖司の2人を中心とした淡く懐かしい青春ストーリーです。派手な演出はなく日常的な風景を描いた非常に落ち着いた作品です。原作は柊あおいの漫画作品であり、それを基に近藤喜文監督が制作したものです。この「耳をすませば」は近藤監督が制作した「最初で最後の監督長編作品」となっています。そしてこの「耳をすませば」の舞台にはモチーフとなる場所があります。それは、東京都多摩市にある聖蹟桜ヶ丘駅周辺です。映画内に登場する駅構内の階段や改札口などは実際の聖蹟桜ヶ丘駅のそのままの風景です。その他にも主人公・月島雫の住む団地や、アンティークショップ、神社などほぼ映画のままの風景をしています。映画が気になった方は実際にロケ地巡りをして世界観に浸ることもできます。特に映画の最後を飾る高台も、そこから見る街並みもそのまま再現されているので感動的です。実際、アンティークショップのモチーフとなったお店のそばの喫茶店ではこの作品のファンが自由に書き込むことが出来る「耳ノート」というものが設置されています。残念ながらモチーフとなったお店は廃業されていてありません。また原作と映画では所々設定も変わっているので、両方を見比べるとより楽しむことができます。

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