読書量を競うように本を読んだりする主人公のパートナー

ジブリ映画の宮崎駿監督作品である耳をすませばは、少女漫画が原作となっている中学生の少女と少年のラブストーリーとなっていて、主人公の月島雫のパートナーとなる少年が天沢聖司です。二人の出会いのきっかけは雫が読んでいる本の図書カードに聖司の名前を見つけたことがきっかけとなりますが、聖司は雫よりも先に雫の存在を認識しており、彼女の存在が気になっていたために雫と読書量を競うように本を読んだり、最初は彼女をからかうような態度で接触してきます。もっとも聖司の祖父が営むアンティークショップで偶然出会ったことで、当初の聖司に対する雫の怒りも薄れ、だんだん二人は交流を深めることになりますが、聖司はすでにこの時点で将来ヴァイオリン職人になるという夢をもっており、学校を卒業したら海外に修業へ出るつもりでいます。そんな聖司の姿に触発された雫も、物語を作成することで自分に挑戦を開始します。そうするうちにお互いの心が惹かれ合う結果になり、最終的に聖司が雫に気持ちを打ち明け、両想いの結末となります。そして一見涼しげな態度の聖司ですが、夢や雫への気持ちというものは、とてもまっすぐで強いものがあります。

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